排ガス規制対策にバイオ酵素の燃料添加剤LUBRICON


LUBRION 実証レポート

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LUBRION 実証レポート ディーゼル車の場合

● 企業のLUBRICONシリーズ導入事例

環境対策(Nox,Sox,Co2の削減)や機関保全を目的としたLUBRICONシリーズの投入が企業で開始されました。

● K海運トラックテスト

テストケース(1)

5897号車:三菱ふそう製
登録年月:H9.9
原動機:10M20
排気量:25110cc
テスト前走行距離:453,200km
月間平均走行距離:6,000km

テスト内容:
4月より、燃料添加剤A-112とオイル添加剤A-212を同時に使用。
未使用時との燃費の差を比較。

H15年12月からH16年5月までの燃費を計測したグラフです。
添加剤(燃料添加剤・オイル添加剤)の効果を最大に発揮するには、使用開始よりある程度の距離を走行しエンジン内部に馴染ませるとともに、 エンジン内部に堆積したスラッジ等分解する必要があります。
この為には、添加後に多少の距離を走行する必要があります。
使用前の、3箇月と使用開始した4月(使用開始した為、本来の効果が発揮されません)の4ヵ月間の平均燃費と効果が発揮されはじめた 5月の燃費を対比しますと、前者の燃費2.30km(平均)に対し後者の燃費2.68kmで使用後の燃費向上は、 16.5%となっています。

テストケース(2)

1054号車:日産ディーゼル
登録年月:H12.9
原動機:GE13
排気量:13070cc
テスト前走行距離:284,597km
月間平均走行距離:7,000km

テスト内容:
4月より、燃料添加剤A-112とオイル添加剤A-212を同時に使用。
未使用時との燃費の差を比較。

H15年12月からH16年5月までの燃費を計測したグラフです。
添加剤(燃料添加剤・オイル添加剤)の効果を最大に発揮するには、使用開始よりある程度の距離を走行しエンジン内部に馴染ませるとともに、 エンジン内部に堆積したスラッジ等分解する必要があります。
この為には、添加後に多少の距離を走行する必要があります。
使用前の、3箇月と使用開始した4月(使用開始した為、本来の効果が発揮されません)の4ヵ月間の平均燃費と効果が発揮されはじめた5月の燃費 を対比しますと、前者の燃費2.70km(平均)に対し後者の燃費2.98kmで使用後の燃費向上は、 10.3%となっています。

※この年は、温暖で桜の開花時期も早く、5月でエアコン使用の目安となる、25度を越えた日が、ひと月に19日を超えましたので、 燃費が落ちやすい傾向にあったと思われます。(例年では、10日程です。)

● 東京都路線バスによる燃費検証(公共交通機関)

路線バスによる燃費テスト結果 東京と交通局早稲田自動車営業所でLUBRICONの燃費検証を行ないました。
東京都路線バス車両に1ヶ月間継続して測定した結果、燃費が24%アップいたしました。
調査証明書はこちらをご覧ください。

● ディーゼルトラックによる燃費検証

下記のデータはトヨタトヨエースにてLUBRICONの燃費検証結果です。
ガソリン車に較べて圧縮比の高いディーゼルエンジンにおいても大幅な燃費向上が期待できることがお分かりいただけると思います。

  汎用オイル 鉱物油
+LUBRICON
ディーゼル専用合成油
+LUBRICON
総走行距離 4,295km 2,136km 1,603km
総給油 897.55L 383.20L 258.25L
平均燃費 4,79km/L 5.57km/L 6.21km/L

● GTLに対するLUBRICON 添加テストデータ

石油系燃料に代わる次世代の新エネルギー源として目されている液体燃料、GTLにA-112、同時にA-212をエンジンオイルに注入し、国土交通大臣認可指定検査機関で試験が行われました。
テスト車は三菱ふそうの大型トラック・ディーゼルエンジン搭載車。結果は、排出ガスのいずれの成分とも激減、 ガソリンとは異なる燃料であるGTLに対してA-112燃料添加剤が、 またGTLで回転するエンジンに対してA-212エンジンオイル添加剤が有効な力を発揮することが実証されました。

GTL(ガス・ツー・リキッド)とは昨年11月から自動車燃料としてのテスト輸入が始まったばかりの天然ガスを原料とした液体燃料です。製法は天然ガスを合成ガスに分解し、そこから石油に似た成分の液体燃料に転換を行ったたものです。軽油にくらべて硫黄酸化物の排出がゼロになるなど環境負荷が小さく、商業利用の可能性を大きく有望視されている、いわば脱石油燃料の誕生です。
生産時に超低温で天然ガスを液化する液化天然ガス(LNG)にくらべて、製造設備のコストが安く済むなど、今後のエネルギー転換の大きな立役者となる要素を充分に備えており、特に商業車に多いディーゼルエンジン用の軽油に取って代わることが予想されています。

● 試験車両
 車名:トヨタ
 形式:MEXA-7400D (ディーゼル排出ガス低減装置などの無い未対策車)

● 試験装置
 1.排出ガス分析計:(株)堀場製作所製 MEXA-7400D
 2.CVS装置   :(株)堀場製作所製 CVS-9400T
 3.ダイナモメータ :(株)明電舎製 大型シャシダイナモメータ
 4.スモークメータ :(株)バンザイ製 DSM-20A

(1)ディーゼル13モード

試験結果グラフ 試験結果グラフ

(2)東京都実走行パターン

試験結果グラフ 試験結果グラフ

(3)スモークテスト

試験結果グラフ

期待の非石油燃料 GTLは、天然ガスから作られる液体燃料で、そもそも軽油とは違って硫黄酸化物(SOx)がゼロであるなど、 環境へ与える影響が少ない新しい燃料として将来を目されています。
その「燃やしてもクリーン」な性質は今回の公的認定機関による試験結果にも現れており、すべての項目で軽油よりクリーンであることが証明されました。
さらに、この新燃料にA-112とA-212を注入した結果では、ほぼすべての項目でGTLの数値よりクリーンな値を記録したとともに、 軽油でも、GTLでもクリアすることが困難であったディーゼル13モードでのPMとNOxの規制値をクリアすることに成功しています。

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